“環境浄化剤”とは

 1999年、愛媛県の行政プロジェクトとして同県工業技術センター所長であった曽我部義明氏によって開発された、酵素を含む複合微生物の環境浄化資材です。
 微生物の力で家庭排水の処理を行い、水質向上・汚泥削減・消臭等の向上を図り、河川への負荷を軽減します。
 また、畜産農家の臭いの軽減、糞尿の堆肥化を促進し、水稲・畑作への還元を図り循環型農業を支援します。

“環境浄化剤”の効果について

  • 乳酸菌が産生する強酸性の乳酸が、アンモニアなどのアルカリ性の悪臭物質を中和して消臭する。
  • 発酵培養時に微生物が産生する酵素が、でんぷんやたんぱく質、脂質などを分解する。
  • 酵母菌が栄養価の高いアミノ酸を合成して、微生物や植物の栄養を作る。
  • 発酵培養時に産生する抗酸化物質(ワインのポリフェノールのようなもの)が腐敗を抑制する。
  • 乳酸菌・酵母・納豆菌が土壌微生物を活性化して増殖させるので、食物連鎖が活発になり水質浄化が進行する。

『きれい』になるしくみ

 台所やお風呂の排水溝・便器などには、悪臭を発生させる微生物を汚れを分解する微生物が共存しています。
 そこに「いいでしょ!!」を使うと、悪臭を発生させる微生物は乳酸菌の働きで中和され、汚れを分解する微生物は乳酸菌や納豆菌、酵母菌を食べて増えます。さらに、下水管に着いた油汚れなどは、酵素パワーで分解されます。また、家庭排水が流れ込んだ川には、水をきれいにする微生物は「いいでしょ!!」に含まれる乳酸菌酵母菌納豆菌を栄養として取り込んで元気になり、水をきれいにしてくれます。